冷静と欲望のあいだ。

在りたいように在るのはとても難しい

12月4日の日経平均を考える

先週はいったん23,000円にタッチした後の急落時に誘惑に負けてテクニカル的にエントリーするべきじゃないところで、エントリーして損失を出してしまった。しっかりと機械的にエントリーしないと負けた原因すら考えることができない。一生負け続けることになるのは嫌だ。

先週金曜日の深夜1:00すぎの急落は、アメリカの元大統領補佐官のフリン氏がロシアゲート疑惑を認めたとのニュースせい。
リンク:http://www.bbc.com/japanese/42202810

その前に米国上院で包括的減税案が通過していたので、普通だったら下がる要素がない状態だったね。実際、日経平均のナイトセッションは引けより高い22,835円付近だったしね。

12時くらいに眠くて寝てしまったのが悔やまれる。起きてたらボラが高いところで勝負できたのにな。

日経平均先物は、22,835円付近から22,570円まで10分間で急落、いったん22,670円まで戻った。22,670円付近は一目の転換線と先行線(ともに下向き)とぶつかるところ。そこから多少の上下はありつつも下げ続き、2:00手前くらいで最安値の22,370円をつけた。この間約50分。ボラは約450円。。。怖いけど魅力的だったな。最安値付けた後は、2時間くらいをかけてゆるやかに上昇。3:00くらいに22,660円の戻り高値を記録、その後はほぼ横ばい。終値は多少戻し22,630円となった。

来週頭の値動きを考える。

■上がる
→控えめに言ってあまり想像できないかな。米国の減税案が通っただけだったらこの選択肢は有力だった。金曜日のザラバに23,000円つけてるしね。上がるとしたら、12月4日の始値から上がる程度だろう。あまり参考になるテクニカル的な指標がないのだけれど、直近数字の値動きと各節目から判断するに22,700円が目安になりそう。。前後触れても50円はぶれないだろうから22,660~740円間が高値かな。

■横ばい
→良くも悪くもこれが一番可能性ありそう。フリン氏の件は確かにトランプ政権にとって痛手だけど、以前からいわれてたことだし、なにより現職ではない。結局、ロシア側が明確に認めるか物証がでてこなければ、このままフェードアウトでしょうね。今日のニュース(リンク)見たらトランプは一部認めてるみたいだしね。理屈としては、フリン氏がFBIに嘘ついたのは認めるけどその嘘つく必要に迫られた内容は合法だったから問題ないっしょ、ってスタンス。大統領がダンマリか何か決定的なものが出てきてたら下げなんだろうけどね~
予想としては始値±100円くらいかな、動かないときは前後100円くらいなイメージだし。現実的にはな22,650円はじまりの22,700~550円くらいのレンジかな。

■下がる
→これはありえるかなー程度の予想。やはり悪材料は悪材料で下がっているわけだし。ただ一方的に下がり続けるのかっていうと疑問符がつく。足元の経済状況やここ2,3週間の株の動きは悪くないように思える。もちろんこの前提が間違っている可能性はあるが。あと値動きとして22,370円まで行って22,670円までゆるやかに戻ってきたという事は、局所的にストップロスとかの売りがたまっていて一気に突き抜けた、その売りが薄くなったから先行き見えないけど買いが若干優勢だったのでは、という考えに至っている。あとは、ザラバの23,000円のタッチしたあとの急落をどう考えるかな~22,600まで行ったしな。ここの動きが不安材料。あとどれくらいクジラさんがでてくるか。あげるまではしないのかな。金曜日の動きをみると、現状維持ってくらいか。たしかどこかでクジラの買い付け状況見れたと思うんだけど忘れちゃった。
下限は22,400円くらいかなと、割れたら下げが加速するとおもう。ナイトセッションの反発地点だしね。

てことで、明日12月4日の日経平均は横ばいの22,650円はじまりの22,700~550円くらいのレンジ。(始値±100円)

朝一は様子見に徹して、方向感出てきたときに動く感じに行きましょう。エントリーは慎重に行きましょう。レンジだった場合ビンタ食らう可能性あるしな。