冷静と欲望のあいだ。

在りたいように在るのはとても難しい

隠れ優待(ウラ優待)狙いうちは選択としてどうか?

たーん( •ㅈ• )

今回は「隠れ優待」(ウラ優待)について。


「隠れ優待」とはなにか


”企業が株主優待制度として一般に公表していないけれど、アンケートや議決権行使でもらえる優待に相当するサービスのこと。”

 


1.隠れ優待の良いところ


◇実質利回りの上昇


”配当+通常優待+隠れ優待”

って感じになるので、実質配当利回りがお得になります。


権利落ち日の価格下落がしづらい


優待銘柄にありがちなのが、優待権利を得たものの翌営業日の権利落ち日に価格が大きく下落し優待の価値を上回る損失が出るケース。

優待が魅力的な銘柄ほど多くの人が優待狙いをしているため、権利を得た後の売り理由が増えます。
それを避けるためにクロス取引という手法がありますが、制度信用の逆日歩や一般信用のやりくりが大変なので、俺はやりません。

隠れ優待銘柄は、認知が一般的に高くない or もらえるのが確実でなく、権利落ちの影響が受けにくいため、価格下落がしづらいです。


2.隠れ優待の注意点

◇単元数は関係ない


優待だと保有数によってグレードが変わったりする銘柄はありますが、隠れ優待はありません。
なので、最低単元が一番効果的です。一部証券会社(SBIとか)では、単元未満株も取引きできるので


◇議決権行使など一定の対応が必要

通常の優待と違い、能動的にアクションを起こす必要があるため、しっかり対応しましょう。


◇予告なく終了する可能性がある

あくまで公式発表されているものではないため、何のアナウンスもなくその時の事情により優待がない可能性がある。
その場合、期待した利回りを得ることができないため、無駄になってしまう。


◇業績が赤字の銘柄が多い

隠し優待を設定している企業をちょっと調べてみるとわかるが、業績が思わしくない企業が多い。
赤字なのにクオカード配布する余裕は何であるんだって疑問はありますが。。。ww
業績が思わしくないということは、最大のリスク的には倒産・上場廃止となる可能性も無きにしも非ず。

結局狙う価値があるか?

前述の通り赤字企業などが多いため、あくまでおまけ程度に狙う分にはいいかなと思う。

隠れ優待込みの利回りよりも利回りが高い銘柄は他にあるので。

資金によほど余裕があるかクオカードとかをコレクションする趣味とかなければスルーでいいかなとw

 

けど、一部例外で普通に勝負できる銘柄もある。

 

ー例外ー

2352 エイジア

(過去3年で赤字なし。過去1年のチャートでも極端な下げ傾向もなし。さらに優待あり。)

 

前日(6/27)終値: 1,171円

配当予想: 23円

単純利回り: 23 ÷ 1,171 ≒ 1.96%

優待+隠れ優待込み利回り: (23 +10 + 5 )÷ 1,171 ≒ 3.24%

※ただし、2019年9月から優待制度変更して、ポイント俱楽部制になりました。個人的には改悪。

 

あくまでオマケ程度に考えていたほうが健全だと思う。

したがってオレは手を出さないです(・∀・)